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更新日:2019年3月1日

自動車リサイクル

自動車リサイクルとは?

自動車リサイクル法の成り立ち

日本では,1年あたり約360万台ものクルマが廃車になっています。クルマはもともと鉄やアルミ等の金属が多く使われているためリサイクル率は高く,総重量の約80%がリサイクルされ,残りの20%はシュレッダーダスト(クルマの解体・破砕後に残るゴミ)として主に埋立処分されていました。しかし,埋立処分スペースが残りわずかとなり,埋立処分費用の高騰などの原因により,不法投棄・不適正処理が心配されるようになりました。また,カーエアコンの冷媒に利用されているフロン類がきちんと処理されないとオゾン層破壊や地球温暖化問題を引き起こすこと,クルマをリサイクルするにあたり,爆発性のあるエアバッグ類を安全に処理するには専門的な技術が必要とされることも問題となっていました。そこで,これらの問題を解決するために2005年1月から「自動車リサイクル法」がスタートしました。この「自動車リサイクル法」では,

  1. 自動車メーカー・輸入業者に,シュレッダーダスト・エアバッグ類・フロン類の引取・リサイクルを義務づけています。
  2. その処理費用は,リサイクル料金として,クルマの所有者が負担することになっています。
  3. このリサイクル料金は,廃車になるまで,資金管理法人(本財団/自動車リサイクル促進センター)(外部サイトへリンク)がお預かりし,その厳格な管理を行なっています。また,関連事業者等における廃車のリサイクルの実施状況等については情報管理センター(本財団/自動車リサイクル促進センター)(外部サイトへリンク)が的確に把握・管理することになっています。

対象となるクルマ

ほとんど全てのクルマが対象です。トラック・バスなどの大型車,特種自動車、ナンバープレートの付いていない構内車も含まれています。

対象外となる自動車

  • 被けん引車
  • 二輪車(原動機付自転車、側車付のものを含む)
  • 大型特殊自動車、小型特殊自動車
  • その他政省令で定めるもの(農業機械、林業機械、スノーモービル、公道を走らないレース用自動車、自衛隊の装甲車、公道を走らない自動車メーカー等の試験・研究用途車、ホイール式高所作業車、無人搬送車)

なお,二輪車(オートバイ)は,国内二輪車メーカーや輸入事業者が中心となり,自主的に「二輪車リサイクルシステム」によって,リサイクル・適正処理が実施されています

リサイクルの流れ

  1. クルマの所有者はリサイクル料金を支払い,廃車(使用済自動車)を自治体に登録された引取業者(新車・中古車販売店,整備事業者,解体事業者等)に引き渡します。
  2. 引取業者は廃車をフロン類回収業者に引き渡します。
  3. フロン類回収業者は廃車からフロン類を回収して自動車メーカー・輸入業者に引き渡し,廃車を解体業者に引き渡します。
  4. 解体業者は廃車からエアバッグ類を回収して自動車メーカー・輸入業者に引き渡し,中古部品等を取り除いたのち,解体自動車を破砕業者に引き渡します。
  5. 破砕業者は解体自動車をシュレッダーマシンで破砕したのち,金属類とシュレッダーダストを分別して,シュレッダーダストを自動車メーカー・輸入業者に引き渡します。
  6. 自動車メーカー・輸入業者は引き取った3品目(フロン類,エアバッグ類,シュレッダーダスト)を適正に処理します。

お問い合わせ

知名町保健福祉課

891-9295 鹿児島県大島郡知名町大字知名307番地

電話番号:0997-84-3153

ファックス:0997-93-4105

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