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更新日:2021年9月27日

字版循環共生圏策定

目的

 知名町は字(あざ)と呼ばれる住民自治組織を21地区有している。字の形成は諸説あるものの、住吉字には国指定重要文化財である住吉貝塚があることから、先人たちは古代より集落を形成し共同生活を営む中で字が形作られ、相互扶助組織として地域コミュニティの基盤として発展してきました。

 特に上水道設備が整備される昭和30年以前には、字の水場であった暗川(くらごう)において生活用水のくみ上げや、サトウキビの収穫作業において字の共同作業である「結」が多いに活躍した。現在においても、日頃から字内の住民の見守り・字公民館を中心としたコミュニティ活動、字毎に行われる敬老会やスポーツイベント・伝統芸能継承など多岐にわたる活動が行われてきました。

 一方で字の人口分布は役場中心部に所在する知名字では1,200人を超え一定の人口を維持しているが、町北部の地域では50人以下の小規模な字も点在し、高齢化・字活動の担い手確保が課題となっている。

 知名町は令和2年3月に策定した第6次知名町総合振興計画において、「21の暮らしを大切に、21の未来を創る子や孫が誇れるまちづくり」をテーマとして掲げ、各字を中心に据えた町づくりを推進している。字の活性化はまちづくりにおいて必須であり、脱炭素の観点を取り入れ字の将来像を住民と共に考え、字を起点に住民による脱炭素行動に取り組む計画を策定する。

 

活動方針

 21の字の内、公募により選定された字において「字版地域循環共生圏」の計画を策定する。まず住民参加によるワークショップを開催し、集落点検の手法を用いて2030年の集落の人口シミュレーションを実施する。併せて耕作放棄地・空き家点検を地域において聞き取り実施した上で、地域課題の洗い出し、共有を図る。

 その中で明らかとなった地域課題に対して脱炭素化との組み合わせによる解決策の検討を行い、2050年の字のあるべき姿を協議し、字内の住民と行政が協力内容を協議し、計画を策定する。

 また住民の脱炭素に関する基礎調査として字内のエネルギー使用量・再エネ利用状況を、字・地域住民・字内の企業からアンケート調査によって明らかにし、家計・産業分野毎の電力・燃料などの購入先・使用状況ついて特徴を整理する。

活動内容

・2021/9/24 応募1件 企画振興課及び受託事業者と審査の上、「上平川字」に事業導入が決定しました。 

・2021/9/10 字を起点とした住民による脱炭素行動に取り組む計画について、区長会において募集をおこないました。

字循環共生圏計画策定字の募集(PDF:2,730KB)
 

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お問い合わせ

知名町企画振興課

891-9295 鹿児島県大島郡知名町大字知名307番地

電話番号:0997-84-3162

ファックス:0997-84-3172

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