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知名の遊び方

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update:2019年3月23日

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その1.散策路を歩いてみよう

沖永良部島には大山と越山という2つの山があり、標高約240mの大山が島の最高峰です。その山頂から60mほど下までが約40万年前に隆起、ハチマキ線と呼ばれる大山の麓を一周する道路のラインが約17万年前、県道のラインが約4万年前、そして現在の海岸線が約3万年前に隆起したと言われています。大山山頂から60m下のラインまでは長い歴史の中で一度も海面下に水没していないため、それより低い土地とは地質や植生も異なります。山頂付近には奄美大島と似た植生が形成されています。

もう一つ、大山について知っておきたいことは、明治初期と第二次世界大戦後の二度、裸山になったという歴史です。一度目は盗伐や乱伐によって、二度目は戦後復興用の資材として森林が伐採されてしまいました。外来のマツなどを植林して森林の再生が図られましたが、現在は在来の照葉樹林帯が息を吹き返し、森は原始の姿に戻ろうとしています。

一帯が“大山ふれあいの森”として整備され、散策路を歩いて自然観察や森林浴を楽しめるほか、芝生の広場でアウトドアやキャンプを楽しむことができる憩いの場になっています。

タブノキなどで構成される森を歩いてみよう。夏にはシダ類が茂り、沖永良部島では希少なヘゴを見つけることもでます。

  

森の中央を走るヤシの並木道沿いや総合グラウンド脇に小さな案内板が立っていて、これが遊歩道入り口の目印です。

  

大山で植物や虫、鳥たちを探そう!

季節の花や実

1月、寒緋桜が満開になります。濃いピンク色の花を下向きに付ける早咲きの桜です。

寒緋桜

ツルグミ

ヒメサザンカ

3月から5月は春爛漫。若葉が芽吹き始め、多くの植物が美しい花を咲かせます。

アオバナハイノキ

イルカンダ

エゴノキ

ギーマ

ケラマツツジ

タチツボスミレ

リュウキュウコスミレ

リュウキュウノアサガオ

クチナシ

リュウキュウイチゴ

リュウキュウバライチゴ

オキナワテイカカズラ

ナワシロイチゴ

ムベ

 

6月下旬に梅雨が明けると夏本番。青々と葉が茂る夏の遊歩道は、暑さを凌ぐのにも最適です。

イジュ

アオノクマタケラン

クマタケラン

グァバ

サクララン

リュウキュウウマノスズクサ

チョウ・昆虫

チョウは島全体で74種類が確認されていて、大山にも多くの種類が生息しています。

ナガサキアゲハ

モンキアゲハ

ベニモンアゲハ

アサギマダラ

リュウキュウアサギマダラ

ツマムラサキマダラ

コノハチョウ

イシガケチョウ

ルリタテハ

クロマダラソテツシジミ

ベニトンボ

ギンヤンマ

クマゼミ

 

 

野鳥

沖永良部島は南に下る渡り鳥のルートにあり、約170種の野鳥が確認されています。

イソヒヨドリ

メジロ

アカショウビン

リュウキュウズアカアオバト

カラスバト

キジ

サシバ

チョウゲンボウ

ミサゴ

ツミ

セッカ

 

 

ガイドさんに案内してもらいながら大山を散策するのもおすすめです。大山の動植物や地質、歴史について楽しく教えてくれますよ。

 

まだある大山の見どころ

大山展望台

眼下には植物園と森林が広がり、天気の良い日には海の向こうに徳之島、与論島、沖縄本島を望むことができます。

知名町平和之塔

恒久平和を願うシンボルとして平成4年に建立されました。戦争で犠牲となった504人の町民の氏名が刻まれています。

大山野営場

野外ステージ、炊事場、ロッジを備えた自然豊かなキャンプ場。キャンプ入場料は1泊大人440円、子ども220円。テント持ち込み1張440円~。

お問い合わせ

知名町企画振興課

891-9295 鹿児島県大島郡知名町大字知名307番地

電話番号:0997-84-3162

ファックス:0997-84-3172

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