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更新日:2024年5月22日
知名町において、難防除病害の黒穂病の発生が確認されています。
黒穂病はさとうきびの減収に直結する重大な病害であり、早期の対応が必要です。
黒穂病の特徴(鞭状物)
メイチュウの芯枯れと間違えやすいので注意!
発病株防除の様子
株出し管理は1月~2月の寒い時期より3月が適期、4月にずれ込むと低収の原因となります。
プラソイラによる心土破砕
基肥を施しロータリー耕で土壌混和
きびロータリによるうね間中耕
この部分に基肥施用土と混和します。
基肥同時施用が増収の鍵
必ず基肥を施します。基肥同時施用で分けつが多くなります。
基肥はBB539を3袋/10aです。
春植、株出はBB400を4~5袋/10a使うと追肥の必要がありません。
株出し管理(施肥・中耕)が終わったら速やかに除草剤(雑草の発生がない場合:カーメックスD水和剤、すでに雑草の発生が見られる場合:センコル水和剤)を散布します。
雑草が大きくなってからでは効果が極端に落ちます。雑草5cm以内が原則です。
新夏植えほ場の雑草も目立ちます。早めに除草対策を(アージラン液剤)。
春植えほ場は、植付け直後、雑草発生前にカーメックスD水和剤を散布します。
中耕の繰り返しで除草剤無しの除草管理も可能です。
雑草の短い内に、きびローターで中耕することで、株元の雑草まで土がかぶさるので、雑草防除が可能です。
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