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ホーム > くらす > 町政情報 > ゼロカーボンアイランドおきのえらぶの取り組み > 鹿児島県内初・自動運転技術を活用したグリーンスローモビリティ実証走行開始について

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更新日:2024年3月15日

知名町×ヤマハ発動機×名古屋大学 鹿児島県内初・自動運転技術を活用したグリーンスローモビリティの実証走行開始します。

知名町は、ヤマハ発動機株式会社(以下ヤマハ発動機)、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学未来社会創造機構(以下、名古屋大学)と共同で、島内最大の観光鍾乳洞である昇竜洞の観光歩道出口から入口駐車場までの町道区画において、名古屋大学が開発した自動運転技術(レベル2)を搭載したグリーンスローモビリティの実証走行を3月16日から実施します。

この取り組みは昨年8月に締結した知名町とヤマハ発動機・名古屋大学との連携協定に基づき、相互の知見を提供し、移動分野における島の課題解決に向けた共同研究の一環として取り組むものです。

なお、鹿児島県内において自動運転技術を用いた実証走行は初の取り組みとなります。

グリーンスローモビリティ

取組の概要

知名町は沖永良部島を構成する和泊町と共同で脱炭素を他地域に先駆けて実施する環境省の脱炭素先行地域に令和4年4月に認定を受け、地域マイクログリッド設備導入、町公共施設の省・創・畜エネ導入、EVの普及促進、資源循環の4つの観点から取り組んでいます。

この取り組みの内、EVの普及推進にあたり島の交通課題と脱炭素の両面からの取り組みを強化すべく令和5年8月にヤマハ発動機・名古屋大学との間で2年間の包括連携協定を締結し共同研究を開始しました。

知名町内においては、島内最大の観光資源鍾乳洞である昇竜洞(鹿児島県指定有形文化財)の観光歩道出口から入口駐車場間の移動において、来訪した観光客の皆様に坂道の徒歩移動が必要なため、夏場など気温が高い時期には熱中症の危険があり問題となっていました。

今回、ヤマハ発動機製の低速電動車両(グリーンスローモビリティ)に名古屋大学が開発した自動運転技術(ADENU)を搭載した車両を昇竜洞出口から入口区間を走行し、その導入効果を検証します。(令和6年3月からの3か月間の運行を予定)

実証走行によって得られた知見を活用し、来年度には昇竜洞周辺での実運用を目指して運行体制の確立と沖永良部島仕様の電動車両・再生可能エネルギーによって車両充電が行える専用ガレージを整備することを目標とします。

また、自動運転技術は今回の実証走行を通じ島内での利活用をさらに検討し、高齢化や免許を持たない住民の方が町内での円滑な移動環境を実現すべく調査・研究を3者連携で進めて参ります。

昇竜洞での実証走行内容

走行期間 令和6年3月16日~6月30日の土・日・祝日

午前9時~午後5時まで(昇竜洞休止日・雷などの悪天候時は除く)

場 所 昇竜洞(鹿児島県大島郡知名町住吉1520)

昇竜洞出口駐車場から昇竜洞入口駐車場までの町道区間(片道約600m)

対 象 昇竜洞に入洞された方

料 金 乗車料金は無料

運 営 おきえらぶフローラル株式会社(昇竜洞管理会社)・知名町役場企画振興課

車 両 ヤマハ発動機製グリーンスローモビリティ(AR-04)

実施協力 ヤマハ発動機・名古屋大学未来社会創造機構

 自動運転技術(ADENU)について

ADENU(AutonomousDriveEnabler by Nagoya University )は名古屋大学が独自に開発した自動運転車用のソフトウェアパッケージです。

 

主な特徴として

 1. 自動運転車などの自立走行に必要な機能を搭載しています。

 2. 各種センサデータの取得、地図データの管理、地図とセンサを融合した走行環境理解、経路計画の生成、車両への制御指令機能を搭載しています。

 3. 市街地でのMaaSや施設内の人や物の輸送などに利用可能です。

ADENU

名古屋大学 HPより

 

お問い合わせ

知名町企画振興課

891-9295 鹿児島県大島郡知名町大字知名307番地

電話番号:0997-84-3162

ファックス:0997-84-3172

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