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住吉(すみよし)

住吉

町指定文化財の暗川、太陽光ハイブリッドシステム、ガジュマルの巨木がある。

遺跡の郷・住吉

 

住吉集落の概要


 住吉集落は、知名町の西部に位置し、人口419名・世帯数170戸の規模で南側を徳時集落と北側を正名集落とに接しています。集落を見下ろす丘には住吉小学校があり、大津勘・徳時・住吉・正名を含めた住吉校区の中心的存在です。かつては「島尻」と呼ばれていましたが、昭和25年2月1日に「住吉」と改称され、同時に学校名も住吉小学校となりました。また、平成20年4月に地縁による団体(字の法人化)の認可を受けました。
 

字の組織


 区長、代務、書記・会計、小組合9組
 役員・顧問、農業委員・民生員・議会議員・教育委員・役場職員
 各種団体(青壮年団、婦人会、消防団、育成会、老人クラブ)

字の所有資産

宅地 1,400.99平方メートル
原野 9,297平方メートル
墓地 8,587平方メートル
ため池 4,803平方メートル
公衆道路 1,320平方メートル
 畑 249平方メートル

 

住吉の自然


 沖永良部は、大山(245m)を中心に琉球石灰岩層に覆われており、各地でドリーネ(鉢状の窪地)地形が多く見られます。またガジュマルやソテツ・アダンの亜熱帯植物が自生するなど豊かな自然環境に恵まれています。住吉集落では、大山に蓄えられた雨水が、地下に浸透し昇竜洞(鍾乳洞)などの地下水脈を通り、集落付近では暗川(クラゴー)として姿を現し、そして海岸に至り湧水となります。海岸の湧水は古くは住吉貝塚人の生活用水として利用され、暗川を中心に集落が形成されました。住吉集落では水の確保に苦労した知名西部における水と人との係わりが顕著に現れています。また、住吉暗川は平成13年に鹿児島県の指定天然記念物になりました。

 住吉 暗川 住吉小学校 ガジュマル 住吉 キシジャ(湧水がわくところ)

住吉の歴史・民俗


 住吉には、住吉貝塚(国指定史跡)・友留遺跡・志喜屋武当遺跡など先史時代からの人類の生活跡が発掘されています。また、世之主時代の見張りだとも言われている志喜屋武当のウブスや琉球時代のノロの遺品なども残さています。その後の薩摩時代の薩摩軍侵攻の際、最初に上陸した場所が、現在の住吉海岸付近のユシドウマイとも言われています。
 民俗関係では、九本柱の高倉・水甕(みずかめ)などの昔の生活を偲ばせる建造物・民具なども残っています。また、大戸神社(シュムントウ)は地元のある家にまつわる災いごとを解決する為にユタに進言したところ、大戸神社に祠を建てたとの言い伝えがあります。

住吉 住吉貝塚 トレンチ住居跡 住吉 ノロの遺跡 住吉 ウブス 見張り台 住吉 民具住吉 大戸神社 住吉 九本柱の高倉

住吉の文化


 住吉では、仲里節や島唄など伝統芸能やヒルアゲ・タイモ・豚肉料理などの伝統的な食文化も受け継がれています。

住吉 ヒルアゲ 住吉 タイモ 住吉 豚の血汁 住吉 仲里節

住吉の人材育成 

 住吉小学校では、地域の伝統芸能や島唄・島ムニ(方言)の取り組みや地域の歴史や文化財をテーマとした演劇等へも積極的に参加をしています。また、暗川や高倉についてはすべて児童が紹介出来るように郷土学習などの取り組みもなされています。今後は、子供達や来訪者に昔の暗川での水汲みや高倉の茅葺(かやぶき)など、昔の生活の様子を伝える地域の方々への人材育成が求められています。

住吉 島唄・島ムニ大会 住吉 住吉貝塚シンポジウム 住吉 九本柱高倉 茅葺

住吉の産業


 住吉では、さとうきび・葉たばこ・花卉・バレイショ・マンゴー・カボチャなどの生産や畜産が盛んです。切り花として生産されているスカシユリや葉たばこ・マンゴーなどは沖永良部島では有数の産地となっており、特にさとうきびは島で3位の産地となっています。

住吉の観光


 住吉には、上記のように豊富な自然・文化・人材・産業が存在しています。従来から知名町の主要な観光スポットである昇竜洞から住吉暗川・九本柱の高倉・住吉貝塚へとつながる新たな観光ルートを提案し、そこに地域の人材と産業を組み合わせた新たな形の「遺跡の郷・住吉」を目指して取り組んでいます。

 

住吉の公共施設


 住吉には、住吉小学校・住吉幼稚園・住吉簡易郵便局・住吉港などの公共施設があります。住吉港は、釣りやダイビング、夕焼けスポットとして有名です。また、まもなく完成する下水処理場は、機械を使わず自然の生物を利用した処理方法を採用しており注目されています。住吉霊園に隣接する「いこいの郷」は、夕日を見ながらバーベキューも楽しめる最高の休憩所となっています。

住吉 いこいの郷 住吉 住吉港航空写真 住吉 住吉港

住吉字の沿革(主な歴史)

 

 明治9年 島尻字・暗川の開盤
 大正15年 初版「小字別土地台帳作成」(筆者不明)
 昭和9年  暗川の揚水
 昭和20年 戦災で集落の86戸全焼・奄美が日本から分離
 昭和25年 字名を「島尻」から「住吉」へ改称
 昭和28年 暗川の大落盤復旧工事
 昭和36年 集落に電気が点灯・集会所新築(トタン葺平屋)
 昭和40年 ハチマキ線開通
 昭和41年 福永家の「ノロの遺品」が町の有形民俗文化財に指定
 昭和42年 「昇竜洞」が県指定天然記念物に指定
 昭和52年 住吉振興センター(公民館)落成
 平成13年 「住吉暗川」県指定天然記念物に指定
 平成19年 県道上平川・住吉線全線開通
            「住吉貝塚」国指定史跡に指定
            第一住吉地区基盤整備事業終了
            第二住吉地区基盤整備事業着工
 平成20年 住吉字法人組織に認定
 平成22年 第二住吉地区基盤整備事業終了

関連リンク

 

 

 

 住吉字区長

 

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知名町の人口
平成29年10月1日現在
男:3,046人(前月比-10)
女:3,043人(-8)
計:6,089(-18)
世帯数:3,088世帯(-8) 
月別住民基本台帳人口はコチラ
知名町の概要
町制施行 昭和21年9月1日
町面積   5,330ha