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巡る

◇自然

◆昇竜洞(Syoryudo *limestone cave)

鹿児島県の天然記念物に指定されている昇竜洞は、昭和38年に発見され全長3500mのうち600mが一般公開されました。 銀白色の鐘乳石は東洋一といわれる美しさで、さらにフローストーンの規模は全国でも最大級のものです。
入口には様々な亜熱帯植物が訪れる人の目を楽しませてくれます。出口公園には休憩所も兼ねた展望所もあります。
こちらで詳しく紹介しています。◇昇竜洞

知名町 鍾乳洞 昇竜洞
 
◆田皆岬(Cape tamina)
知名町 田皆岬

奄美十景のひとつ、沖永良部島の北西端に位置する田皆岬は、高さ51メートルの断崖絶壁です。
崖下に広がる透き通ったコバルトブルーの海には、ウミガメが泳ぐ姿が見えることもあります。
すばらしい景観ですが『柵』がありませんので、足元にはご注意を。
岬には知名町指定の天然記念物のカルスト地帯が広がっており、遊歩道もありますので、自然が作った芸術をゆっくりお楽しみいただけます。

 
◆大津勘ビーチロック(Otsukan beachrock)

知名町指定の天然記念物です。
ビーチロックのある大津勘長浜海岸は、ウミガメが産卵に来る場所でもあります。
ビーチロックとは砂浜に出来た石灰質砂岩のことで、ここには長さ200メートル、最大幅40メートルともいわれる石灰質砂岩が地表に現れています。サンゴ礁のある砂浜にできることが多く、地下水にとけている石灰が太陽熱を吸収し、砂や珊瑚を固めて出来たと言われています。

知名町 大津勘 ビーチロック
 
◆屋子母海岸(Yakomo beach)
知名町 屋子母海岸 海水浴場

島の最南部にある屋子母(やこも)海岸。
リーフで囲まれ、大きな潮の流れがなく穏やかな海水浴場です。
白い砂浜と沖合のリーフの間にはサンゴ礁が広がり、天気の良い日には与論島や沖縄の島々を見ることができます。
西側を向いている浜なので、海岸線に沈むうつくしい夕日をながめながら、ゆったりとした時間をすごしてみてはいかがでしょうか。

 
◆ウジジ浜公園(Ujiji shore)

まるで傘のような奇岩が立ち並ぶ岩礁海岸です。石灰質の岩が、長い年月にわたり波などの侵食を受けてできたものと言われています。
特に朝焼けは一見の価値あり。幻想的な景色は息をのむうつくしさです。沖合は遠浅なので、絶好のダイビングポイントにもなっています。

知名町 ウジジ浜 岩礁
〜ウジジ浜公園の成り立ちについて〜

1890年(明治23年)カナダの帆船、リジー・C・トゥループ号が台風に巻き込まれ座礁。
乗組員のうち約半分が地元住民によって救助されました。
そして生存者は島民の献身的な介護により回復し、無事帰国の途についたそうです。その後カナダ政府は島民に感謝の意をあらわし、お礼に双眼鏡とお金を贈られました。
それを記念して110年後の2000年ウジジ浜公園が整備され、その際駐日カナダ大使と遭難した乗組員の遺族が訪れ、慰霊祭と交流会が行われました。

知名町 ウジジ浜 朝焼け
◇リジー・C・トゥループ号慰霊祭
 
 ◆沖泊海浜公園(Okidomari beach)
知名町 沖泊海浜公園 映画「ゴジラ」撮影地

知名町で最長の砂浜です。岩場がほとんどなく遠浅な砂浜なので、家族で海水浴を楽しむのに最適なビーチです。公園内には、シャワーやトイレ、キャンプ炊事場、芝の広い公園などが整備されていて、公園遊歩道から各場所へはスロープが設けられています。
砂浜のすぐ後ろには山がせまり滝が流れ落ちていて、南の島のワイルドな一面も見ることができる場所です。アダンの群生地として文化財、天然記念物の指定を受けており、奄美群島国定公園第1種特別地域にも指定されています。

 
◆大山植物公園(Oyama botanical park)  

標高245mの、島で一番標高の高い大山の高台全体が公園となっています。敷地内には、大山野営場、航空自衛隊分屯基地や沖永良部島を一望できる展望台があります。道路沿いには緋寒桜やヤシの木が植えられ、並木道をドライブするのもおすすめです。(緋寒桜は1月〜2月頃が見ごろです。)
敷地内にはキャンプ場やロッジがあり、宿泊することができます。
◇大山野営場
◇ロッジ宿泊予約

 知名町 大山 展望台  知名町 緋寒桜の並木道
 

文化財・史跡

◆住吉暗川(Sumiyoshi Kurago)

暗川は,鍾乳洞の中を流れる川のことで、「くらごう」と読みます。
昭和35〜45年ごろに水道が整備されるまで、川の少ない沖永良部では貴重な水源として地域の人々の社交の場として利用されていました。昔、水を汲む仕事は女性や子供の仕事でしたが、地下30mまでの急な坂を上り下りするのは大変な重労働だったことが想像されます。

知名町 住吉暗川 
知名町 住吉暗川 昔の水汲みの様子 
 
 ◆高倉(Raised floor warehouse)
知名町 高倉

高倉は水害やネズミ等の被害から穀物を守るための建物で、稲作の盛んだった昭和40年代まで各集落に多く見られました。
奄美諸島から沖縄には四本柱、六本柱の高倉が多く、九本柱の高倉はたいへん珍しく町の文化財に指定され、住吉の竹林家から大山の自然休養村野営場へ移築されていましたが、住吉暗川の整備にあわせ、平成21年に住吉暗川脇に再度移築されました。

   
 
◆ジッキョヌホー(Jkkyo-nu-ho *spring Serikaku)

「ジッキョヌホー」とは「瀬利覚の川」という意味です。
知名町の有形文化財・瀬利覚字指定民俗文化財に指定されており、 平成の名水百選にも選ばれました。
水道が普及する以前は貴重な水源として住民の生活を支えていました。現在、飲料用としての利用はなくなりましたが、農業用水や子どもたちのあそび場などとして、瀬利覚字のシンボルとなっています。毎年7月には川への感謝をこめた「ジッキョヌホー祭り」が開催されています。
◇ジッキョヌホー祭り

知名町 瀬利覚 ジッキョヌホー 平成の名水百選
 
◆大型有孔虫化石密集産地(a fossil foraminifer) ◆中浦洞穴(Nakahu cave)
知名町 下平川 大型有孔虫化石  知名町 洞穴 中浦洞穴

有孔虫とは、主に石灰質の殻と網状仮足を持つアメーバ様原生生物の一群で、多くは1mm以下の大きさです。なかには5cm程度、化石では最大で19cmに達するものもあります。お土産で有名な「星の砂」も、「ホシズナ」という有孔虫の一種です。ここの化石は、最大直径1以上あるものが無数にあり、大型でかつ密集しているという点で古生物学、地質学上、貴重な価値のあるものです。

「なかふどうけつ」と読みます。
昭和57年、58年、59年の3回に渡って調査された中甫洞穴出土の瓜形文土器、他に轟式土器、須恵器、人骨などが出土しました。
瓜形文土器の発見で沖永良部の歴史は一気に縄文時代草創期までさかのぼることとなり、奄美最古の遺跡として注目されました。

 

史跡として残る墳墓(Tomb)

◆屋者琉球式墳墓 ◆新城花窪ニャート墓
知名町 屋者 琉球式墳墓 知名町 新城 花窪ニャート墓

世之主の四天王の一人、屋者真三郎(ヤジャ マサバル)の墓だと言い伝えられています。石灰岩をくり抜いて造ったトゥール墓であるが、屋根は日本式切妻型になっており石畳式に葺かれています。これは、現在沖縄に残っている亀甲形の墓よりも古い形式のものです。

この墓は沖永良部の代官として赴任し、その後座横目として再来島した鹿児島の城下士、遠矢金兵衛が妻子のために造ったものだと言われています。
丘陵斜面を利用した横穴式屋根型で前庭があり、石壁で囲まれた入り口は鳥居型の石門があります。
※横目とは諸藩での職名のひとつです。

◆屋子母セージマ古墳 ◆アーニマガヤトゥール墓
知名町 屋子母 セージマ古墳 知名町 赤嶺 アーニマガヤトゥール墓

自然石灰岩をくり抜いて造られた琉球式墳墓ですが、西隣には仏教の影響を受けた本土型の墓地があり、沖永良部の風習がトゥール墓から日本式の墓に変わっていく途中を知る資料として学問的に重要な場所です。

アーニ(現在の赤嶺)のマガヤ(小字名)というところにあり、南方を向いた斜面に石灰岩をくり抜いて造られ、玄室内部には三方に棚段が造られています。
全面部分は前に突き出ており、沖縄の亀甲型墓の入り口に似た造りが特徴的です。