update:2019年3月23日
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隆起珊瑚礁の島である沖永良部島は、琉球石灰岩に覆われています。石灰岩は水が浸透しやすいため、河川がほとんど形成されずに地下へと流れ込んでしまいます。そのため、水道が整備されるまでは、川や湧水、暗川(クラゴー・地下を流れる川)が大変貴重な水源だったのです。島の人々は川(主に湧水)のことを「ホー」と呼び、それらを中心に集落を形成してきました。「ホー」は飲料用水、生活用水、水田かんがい、防火用水などとして利用されるとともに、地域住民のコミュニケーションの場としての役割も大いに担っていました。
「瀬利覚の川」という意味で、瀬利覚字のシンボル的存在。環境省「平成の名水百選」に選定されています。夏になると水浴びをして遊ぶ子どもたちで賑わい、毎年7月には「ジッキョヌホーまつり」が盛大に行われています。
住所:知名町瀬利覚1436
島に3つある2級河川のうちの一つ、余多川の下流にあるこの親水公園には、かつてこの辺りに田んぼが広がっていたことを伝える一面の水田と水車が整備されています。ヤギや馬、ウサギなどとふれあえる島唯一の“動物園”としても人気です。
住所:知名町余多1181-3
洞窟から湧き出る冷たい水が満ちる公園は、地元住民の憩いの場になっています。ベニトンボ、オオシマトカゲ、セキショウモなど、この川で確認されている生き物の解説看板も設置されていて、生き物観察も楽しめます。
住所:知名町上平川3012
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